不動産の仲介とは?仲介で不動産を売却する流れと方法

仲介とは?不動産を仲介で売却する流れと方法について解説

仲介で不動産を売却する流れ

仲介で不動産を売却する流れ、不動産仲介で売却する方法について解説します。

不動産の仲介とは

不動産の仲介とは、マンションや戸建・土地といった不動産の売却(購入)を、オーナーから仲介会社へ依頼して不動産を売る(買う)方法です。

仲介をオススメするケース

  • 売却期間に余裕があるケース
  • 不動産に問題がないケース
  • オーナーに特別な事情がないケース

仲介の不動産売却では仲介会社が買主を探します。不動産会社へ売却する買取との違いは、仲介は売る人と買う人のマッチングなので「できるだけ高く売る可能性を追求できる」という最大のメリットがある一方で、売る相手が見つからなければ「期間の長期化」「価格の下落」、売却した後には売主の責任による「トラブルのリスク」といったデメリットがあるのも仲介で不動産を売る特徴といえます。

※仲介での売却価格が買取より高くなることを保証するものではありません。

まずは売却に詳しい不動産会社へ仲介・買取どちらに向いているか相談してみましょう。仲介で不動産を売る場合には、その不動産会社が仲介において「どのような売却戦略をもっているか」「査定や調査に詳しい仲介担当者か」など注意したいポイントがあります。仲介で不動産売却を成功させるためにも、事前に仲介による不動産売却の流れを把握しておきましょう。

仲介で不動産を売却する流れ

不動産仲介をおこなっている仲介会社は数多くありますが、仲介会社によって進める流れや方法に違いがあります。
ここでは売却専門である当社の不動産仲介の流れをご紹介させていただきます。

仲介会社へ売却のご相談

まずは当社までお電話(0120-750-180)でご相談いただくか、無料不動産査定お問い合わせフォームより必要事項をご記入のうえ、査定をご依頼ください。1営業日以内に担当者からご連絡後、オーナーのご都合に合わせた日程で当社の宅地建物取引士が査定にお伺いします。査定にかかる時間は、不動産の調査を含め30分から1時間程です。
県外など遠方にお住まいのオーナーや、お急ぎのオーナーには、ご状況を伺い概算の査定も可能です。

ご売却相談のポイント
売却時の諸経費について

仲介で不動産売却する場合には経費や税金などの諸費用がかかります。売却金額から諸費用を引いた金額がお手元に残る金額となりますので、あらかじめ確認をしておくと良いでしょう。
詳しくは不動産の仲介にかかる費用にまとめましたのでご確認ください。

調査・査定

仲介の担当者は売却不動産について調査します。オーナーに直接ヒアリングするのはもちろん、土地・建物の現地調査、周辺環境調査、建築法規や権利関係などの法的調査をおこないます。
仲介で売却する場合、不動産の問題はオーナーに責任が生じるため、マンション・戸建・土地など売却する不動産の状況を正確に把握したうえで、売却戦略にもとづく根拠がある適正な査定価格をご提案します。

現地調査項目

マンション


戸建・土地

法的調査項目

役所調査

法務局調査

仲介で不動産を売却する場合の査定価格は、購入希望者が比較する“販売中の条件が近い売却情報”、“類似する売却済の直近の事例”をベースに、3つの査定方法で多角的に成約を見込む価格を査定算出します。仲介会社の査定価格は概ね3ヶ月〜6ヶ月間での売却を想定してご提案することが一般的です。
実際に売却をスタートする売出価格については、仲介担当者の提案をもとにオーナーのご希望やご事情を反映させて設定します。

媒介契約

※一部の仲介会社では違約金を定めている場合があります。

専属専任媒介契約
専任媒介契約
一般媒介契約

仲介による不動産取引の透明性、安全性を高めるため、売却不動産について「オーナーが知っている状況」や「買主へ引き渡す付帯設備の状態」などの情報をまとめた「物件状況等報告書」「付帯設備表」を作成します。
売買契約時にも告知事項として使用する大切な書類です。不動産の状態によっては不動産売却後のトラブルからオーナーを守ることができるため、仲介の取引では必ずアドバイスさせていただきます。

売却活動
売却戦略① 積極的な広告活動
売却戦略② 信頼する首都圏の数多くの仲介会社と連携
売却戦略③ 現地での販売活動(オープンハウス)と隣地所有者へのアプローチ。

売却活動により売却物件に興味をもたれ、購入の可能性が高いと判断できる購入希望者を、オーナーへご紹介します。
オーナーのご都合に合わせて、仲介会社が立ち合いのもと内覧をおこないます。内覧の準備や心構えについてもアドバイスしますのでご安心ください。

内覧された購入希望者から購入申し込みなどの正式な購入の意思表示があれば、具体的な契約条件を交渉します。

主な契約条件

  • 売買代金の支払い方法
  • 不動産の引渡し条件
  • 不動産の引渡し時期
  • 手付金の金額
  • 値引き交渉などの売買金額 etc.
不動産売買契約
(1)重要事項説明
(2)売買契約の締結
(3)署名・捺印/手付金の授受
引渡し前の各準備

決済(残代金の受領)および引渡し日までに、契約条件のとおり準備を済ませ、売却物件の引き渡しに問題がない状態にする必要があります。
決済・引き渡しの準備が整い次第、双方立会いによる売買物件の最終確認を現地にておこないます。境界の確認や設備表などにもとづき、契約書に定めたとおりに不動産の引渡しができるか確認します。

オーナーの準備
  • 登記の準備(抵当権抹消・名義変更など)
  • 金融機関との打ち合わせ(住宅ローンの残債がある場合)
  • 隣地との境界確認(土地・戸建の場合)
  • 引越の準備(不用品の整理など)
  • 電気・水道・ガス会社への連絡
  • 各手続きに必要な書類の準備

売却と同時にマンションや戸建の買い替える場合、注意したいのは引越しのスケジュールです。
可能であれば、先に新居へ引越してから引渡しをおこなうのがスムーズですが、売却代金を購入資金にしなければならない場合には、短期のつなぎ融資を利用したり、一時的に賃貸などに仮住まいする方法もあります。ただし、費用が余計に発生してしまうため、引渡しを数日待ってもらうように取り決める場合もあります。
買い替えのための売却は、あらかじめ仲介会社へ相談しておくとトラブルを防げるでしょう。

決済・引渡し
(1)登記関係書類の確認
(2)残代金の授受
(3)各種負担金の清算
(4)カギの引渡し
(5)関係書類の引渡し
(6)諸費用の支払い
売却完了

仲介で不動産を売却する流れは以上です。

売却後には確定申告が必要になります。
当社では無料で税理士の紹介もおこなっておりますのでお気軽にご相談ください。


ここまで「不動産の仲介とは?仲介で不動産を売却する流れと方法」について解説しました。
仲介で不動産を売却する流れと方法は、査定にはじまり売却活動や契約内容と専門分野が関係します。仲介で不動産の売却を成功させるためには、信頼できる仲介会社への依頼をオススメします。
仲介で不動産売却するなら、不動産売却専門の株式会社ジャンクションにご相談ください。

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不動産売却のプロとして「あたりまえの仕事」を心がけ、数多くオーナーのご期待にお答えしてきた私たちなら力になれるはずです。

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