仲介で家を売却する内覧の準備・対応ポイントと注意点

仲介で不動産を売却するときの内覧(内見)の準備と対応方法を解説

仲介で家を売却する内覧の準備・対応ポイント

仲介で家を売却するために内覧は大切なタイミングです。
家を売却するなら、できるだけ高く売るための売り方は仲介ですが、仲介での売却活動では内覧が必要です。内覧の準備と対応には、誰でも簡単にできるオススメのポイントと注意点があります。マンションや戸建の印象があがる内覧ポイントを確認して家の売却を成功させましょう。
仲介で家を売却するときの内覧の準備と対応ポイント、注意点を解説します。

内覧(内見)とは

内覧とは、マンションや戸建といった居住用の家を仲介で売却するときに、購入検討する将来のオーナーが物件の確認に訪れることです。
内覧の対応は、居住中の家を仲介で売るのであれば必ず必要です。オーナーが家について知っている状態を、良くも悪くも伝えるタイミングが内覧といえ、内覧で家の印象が良いことが、より高く早く家を売却することに繋がります。室内や設備などの使用状態がキレイで、丁寧に使用していたことが伝わると高く売却できることもあります。内覧の準備と対応のポイントと注意点を確認しましょう。

空き家の場合には、内覧にオーナーが立ち会う必要はありません。
貴重品などの整理を事前に済ませて、仲介担当者へ任せて問題ないでしょう。

内覧の準備と対応は買主の視点で

仲介で家を売却するときに、内覧の準備と対応が売却する家の印象に影響することは注意点です。
マンションや戸建に住みながら売るときに「オーナーだから」といった姿勢では、売れるものも売れなくなってしまいます。家をより良い条件で売るためには、ちょっとした気遣いやマナーが大切なのです。

物件をよく知っているオーナーだからこそ「これからココに住むかもしれない」という購入検討者の気持ちを理解して対応するのが内覧ではオススメです。もちろん仲介担当者も大切な家の売却に力を貸してくれます。さらに、居住中の家ではオーナーと力を合わせることで、より納得できる売却ができるでしょう。
せっかくの内覧ですから、気持ち良く売り渡す気構えでのぞみましょう。

内覧の準備で印象が上がるポイント

内覧では家をできるだけキレイな状態でみてもらうための準備が大切なポイントです。
内覧の準備は誰でも簡単にできます。ポイントを確認して内覧の前に準備しておきましょう。

内覧前に準備しておくポイント

  • 玄関の掃除
    家の顔である玄関の印象は特に重要です。
    靴をシューズクローゼットに収納する、ホコリを掃き掃除しておくなどして内覧に備えましょう。
  • 水回りの清掃
    キッチン・浴室・トイレといった水回りは、主婦の目でチェックされるポイントです。
    水アカなどの簡単に取れる汚れは清掃し、あわせて換気で乾かしてニオイの発生を防ぎましょう。
  • 室内の整理整頓
    室内は広いと感じる方が印象は良くなります。
    今すぐ使わないモノは収納する、不要品があればこのタイミングで捨てるなどして、床を広く空けておきましょう。
  • クローゼットや押し入れの整理
    収納スペースの大きさも大切なポイントです。
    モノが入っていても大きさは確認できるので、収納の中を見せられるように整理しておきましょう。
  • 照明器具を点検
    シーリングライトなどの照明器具は生活感が出やすいポイントです。
    ホコリや油汚れがついた照明器具の掃除や、切れている電球がないか点検しておきましょう。
  • ふすま・障子のお手入れ
    ふすまの破れや障子の穴はできる限り補修をオススメします。
    補修にはそれほどお金はかかりません。
    ※ふすまや障子に比べるとドアや建具は高額になるため仲介担当者に相談しましょう。
  • ご家庭の匂いに注意
    匂いというのは人それぞれ感じ方に違いがあるため注意したいポイントです。
    特にペットや煙草などの匂いが付きやすいカーペット・カーテンなどの布類に注意しましょう。
  • バルコニーや庭の片付け
    荒れたバルコニー・お庭などを片付けると印象は良くなります。
    庭やバルコニーに置きっぱなしのモノがあれば片付けておきましょう。
  • スリッパを準備する
    衛生面でもスリッパを準備しておくと好印象です。
    どれだけ入念に掃除をしても、床の細かいホコリや汚れは残っているものです。
    ※一般的には仲介が準備します。

内覧でオススメできるポイントをまとめる

内覧では購入意欲が高い方ほど質問をされます。
仲介担当者が事前にお伝えするのはもちろんですが、コミュニケーション程度に会話できる準備をしておくと印象が良いでしょう。家に関係することはオーナーが一番ご存知だと思いますが、スーパーやバス停や最寄り駅などの周辺環境についても内覧で知りたい情報です。

内覧でオススメできるポイント

修繕履歴

  • 大規模な修繕工事履歴
    リフォーム・リノベーションなど
  • 小規模な修繕履歴
    壁紙やフローリングの張り替え・ガスコンロや給湯器の交換など

周辺環境

  • 学区
    小学校・中学校など
  • 交通機関
    利用可能な沿線・最寄り駅・バス停など
  • 商業施設
    スーパー・コンビニ・ショッピングモールなど

※当社では内覧でオススメできるポイントをまとめた販売図面を作成しますので、内覧時のオーナーの面倒が軽減されます。

内覧の対応で印象が上がるポイント

内覧ではとにかく明るい家の印象になるよう対応するのが大切なポイントです。
空気が淀んでいる暗い家が欲しいという方はいないので、できるだけ気持ちの良い印象になるように対応しましょう。

内覧の対応で意識するポイント

  • 内覧の時間
    内覧はできるだけ日中の明るい時間帯に都合を合わせましょう。
  • 窓を開ける
    換気が目的ですが開放感がでます。寒い時期には、事前に換気をしてカーテンやブラインドは開けておきましょう。
  • 照明を点ける
    昼間の明るい時間帯でも、全ての照明を点けておきましょう。
  • 室温を調整する
    ゆっくりと内覧できるように室内が暑い・寒い場合にはエアコンなどで室温を調整しましょう。

内覧の準備に費用をかける前に相談

家の売却を仲介するときに、内覧にあわせてリフォームが必要か相談をうけることがあります。
「湿気でカビが」「子供が落書きを」「水回りが汚くて」「ペットの臭いが」といった状態の場合、まずオススメするのは徹底的に掃除をすることです。掃除をしてみると汚れが取れてキレイなることが多いですし、無料でできることです。
ただし、通常の清掃では取れない汚れなどのケースや、水回りや壁・床と掃除する面積が広いケースでは、クリーニングの依頼をオススメすることもあります。また、壁紙が剥がれているケースや、壁に穴が空いているケース、フローリングが割れるように傷がついているケースでは、リフォーム工事をオススメすることも。しかし、それはあくまでクリーニングやリフォームで、より良い条件で売れる場合の話です。

クリーニングやリフォーム工事には費用がかかりますが、家にかけた金額だけ高く売れるというわけではないのが注意点です。築年数が古い建物についている設備はクリーニングでは新しくなりませんし、リフォームで設備を入れ替えても建物は古いのでリフォーム箇所だけが目新しくなり、浮いて見えることもあるでしょう。原状回復のためのクリーニングやリフォームに費用をかけても「価値が上がるわけではない」といった注意点があるのです。
クリーニングやリフォームに費用をかける前に「それに見合うだけの金額で売れるのか?」売却経験が豊富な不動産会社や担当者へ相談するのがオススメです。

仲介の売却で内覧の準備や対応にかける時間がない場合や、家の売却に手間をかけたくない場合には、買取という売却方法がオススメです。買取なら、仲介の内覧などの手間をかけずに売却することも可能です。


ここまで「仲介で家を売却する内覧の準備・対応ポイントと注意点」について解説しました。
仲介で居住中の家を売るときには、内覧の準備と対応が重要なポイントです。マンションや戸建は、間取りや立地だけで売れるわけではありません。仲介で家の売却を成功させるなら、信頼できる不動産会社への依頼をオススメします。
仲介で不動産の売却をお考えでしたら、不動産売却専門の株式会社ジャンクションまでお気軽にご相談ください。

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