売却専門の会社とチームの違いとは?囲い込みのリスクと不動産会社の選び方を徹底解説

売却専門の会社とチームの違いとは?不動産売却で失敗しない会社選びのポイントを解説

売却専門の会社とチームの違い

「不動産を売却するなら、売却専門の会社とチームのどちらに相談すればいい?」
「不動産会社なら、どこでも同じように売却を任せられる?」
「売却専門をうたう会社と、売却専門チームにはどんな違いがある?」
不動産売却を検討していると、このような疑問を持つ方は少なくありません。

実際には、不動産会社だからといって、すべての会社が売却を得意としているわけではありません。
不動産会社には、売買仲介、賃貸、管理、買取、投資などさまざまな業務があります。
そのため、売却を成功させるためには「会社の規模」だけではなく、売却にどれだけ専門性を持っているか、担当者やチームがどのように売却活動を行うかを確認することが大切です。

この記事では、売却専門会社と売却専門チームの違いから、気になる「囲い込み」の可能性、会社選びで確認すべきポイントまで詳しく解説します。

売却専門の不動産会社とは?

売却専門の会社は、不動産を売ることを中心にサービスを提供している不動産会社です。

一般的な不動産会社では「物件を買いたい人を探すこと」と「物件を売りたい人をサポートすること」の両方を行っています。
一方、売却専門の会社では、売主側の視点を重視し、売却に関する業務に力を入れています。

  • 売却査定
  • 売出価格の設定
  • 販売戦略
  • 広告掲載
  • 購入希望者への対応
  • 条件交渉
  • 契約手続き
  • 引き渡しまでのサポート

つまり、「買うための不動産会社」ではなく「売るための不動産会社」を選ぶという考え方です。

売却専門チームとは、売買仲介の不動産会社内の部署のことです。
1人の営業担当者だけで売却を進めるのではなく、複数のスタッフがそれぞれの役割を分担して不動産売却をサポートする体制を指します。

営業担当者 → 売主との打ち合わせ、販売戦略、交渉

査定担当 → 周辺相場や物件条件を確認して価格を分析

広告・マーケティング担当 → ポータルサイトやWeb広告などを活用して購入希望者へ情報を届ける

契約・事務担当 → 契約書類やスケジュール、各種手続きをサポート

このように、それぞれの専門分野を分担することで、売却活動を効率的に進められるケースがあります。

売却専門の会社と売却専門チームの違い

「売却専門の会社」と「売却専門チーム」は、専門性は同じに見えますが、実態は異なります。

比較項目売却専門の会社売却専門チーム
主な意味会社全体が売却を重視会社内の部署
複数人で売却をサポート
専門性売却に特化している業務を切り分けている
囲い込みの可能性ないある
注意点会社によって実力差があるチームといっても実態を確認する必要がある

重要なのは、「売却専門」と書いてあるだけで判断しないことです。
本当に確認したいのは、「その会社が売却に強いのか」「実際にどのような体制で販売活動をするのか」という点です。

売却専門の会社では、さまざまな売却案件を経験しているため、物件ごとの販売戦略を考えやすいというメリットがあります。

不動産の種別によって販売戦略は変わります。

  • 価格を重視するのか
  • 売却スピードを優先するのか
  • リフォームしてから売るのか
  • そのまま売るのか

売却経験が豊富な会社ほど、こうした違いを踏まえた提案を受けやすくなります。

不動産売却では「査定価格が高い会社=高く売れる会社」とは限りません。

重要なのは、なぜこの価格なのかどのように購入希望者を集めるのか売れなかった場合にどう改善するのかまで説明してもらえることです。

売却を専門としている会社であれば、こうした販売戦略まで含めて提案してくれるケースがあります。

売却専門チームがある不動産会社には、購入を専門とするチームもあります。

購入チームにいい条件の顧客がいれば優先して紹介してもらうことができます。

一人の担当者だけで判断する場合、どうしてもその担当者の経験や得意分野に左右されます。

チーム体制なら「この価格設定は適切か」「広告の見せ方を変えたほうがよいか」「ターゲットを変更するべきか」など、複数の視点から検討しやすくなります。

不動産業界では新人教育のためチーム制をとっている不動産会社も多くあります。

売却専門という言葉だけで判断するのは危険です。
なぜなら、重要なのは「何を専門としているか」だけではなく、実際にどう売るかだからです。

例えば、「査定価格は高いけれど、その根拠が曖昧」「販売開始後の報告が少ない」「問い合わせが少ないのに価格変更の提案だけされる」といった場合は注意が必要です。

不動産売却では、査定時の説明だけでなく、販売開始後の活動まで確認しましょう。

高い査定価格を提示された場合は「なぜこの価格で売れるのか?」を確認してください。
周辺の成約事例、現在の売出事例、物件の特徴など、具体的な説明があるかが重要です。

「広告を出します」だけでは具体性がありません。
どの媒体を使うのか、どのような購入層をターゲットにするのか、写真や物件紹介文をどう工夫するのかなど、販売方法を具体的に説明してもらいましょう。

会社だけでなく、実際に窓口となる担当者も重要です。
売却案件の経験や、同じような物件を扱った実績があるかを確認すると安心です。

不動産売却は、買主が見つかれば終了ではありません。
契約、ローン、境界、残置物、引き渡しなど、最後までさまざまな確認事項があります。
最後までどのようなサポートを受けられるのか確認しておきましょう。

「売却専門チームだから囲い込みがない」と考えるのは危険です。

「売却専門チーム」と書いてあっても、実際には会社内で囲い込みされる可能性があります。
囲い込みは「チーム制」かどうかではなく、売主から預かった物件を、他社からの購入希望者の問い合わせも含めて適切に紹介しているかで判断する問題です。

売主 → 売却チーム → 自社で買主を探す

これは「売却専門チームだから防げる」というものではありません。
過去にも、他社からの問い合わせを断って自社で売主・買主双方から仲介手数料を得ようとする、いわゆる囲い込みが問題として指摘されてきました。

結論から言えば、売却専門チームでも囲い込みが発生する可能性はあります。
ここは、不動産売却を検討している方が特に注意したいポイントです。

囲い込みとは、売主から売却を依頼された不動産会社が、他の不動産会社から紹介された購入希望者を事実上案内できないようにするなど、売主にとって販売機会を狭める行為を指します。

宅建業者間の物件情報共有にはレインズが利用されており、売主は物件の登録状況や取引状況を確認できる仕組みがあります。

したがって、「売却専門チームだから囲い込みはない」とは考えないことが重要です。

不動産会社選びでよくある失敗が、最も高い査定額を提示した会社に決めてしまうことです。
査定価格は、必ずしも「実際に売れる価格」ではありません。

重要なのは、査定価格 → 売出価格 → 問い合わせ → 内覧 → 価格交渉 → 成約という流れを見据えて価格を設定することです。

売却専門会社を選ぶ際には、「いくらで査定するか」ではなく、「その価格で、どのように売るのか」まで確認してください。

不動産を売るとき、最大の懸念は「不動産会社の囲い込み」です。
両手仲介で売主・買主の双方から仲介手数料を得るために、囲い込みする不動産会社へ依頼しないことが重要です。
なぜなら、売れるはずの価格で売却できない事態がおこるのが囲い込みだからです。

売却に特化した専門性が、会社単位なのかチーム単位なのかは比較するうえで大切なポイントです。
囲い込みの心配がない売却専門で、ノウハウを実際の販売活動に活かせる体制があるかを確認することで、より安心して売却を任せやすくなります。

次のようなケースでは、売却に強い不動産会社へ相談するメリットが大きくなります。

「できるだけ高く売りたい」
「できるだけ早く売却したい」
「複数の不動産会社に査定を依頼したが価格に差がある」
「売れ残るのが不安」
「相続した不動産を売却したい」
「空き家をどう売ればよいかわからない」
「不動産会社から提示された査定価格が適正か確認したい」
「ウソのない価格で売却したい」

このような場合は、売却専門の不動産会社に査定を依頼して、他社との査定価格と売却戦略の両方を比較することをおすすめします。

「売却専門の会社」と「売却専門チーム」は同じ意味ではありません。

売却専門の会社は、会社全体として売却に力を入れていることが特徴です。
一方、売却専門チームは、会社内の部署という違いがあります。

不動産売却を成功させるためには、名称だけで判断するのは危険です。

  • 査定価格の根拠
  • 販売戦略
  • 担当者の経験
  • 広告・集客方法
  • 契約から引き渡しまでのサポート

特に「高く売りたい」「早く売りたい」と考えているなら、査定価格だけで不動産会社を決めるのではなく、どのような戦略で売却するのかまで比較することが失敗を防ぐポイントです。

「自分の不動産はいくらで売れるのか?」「今の査定価格は適正なのか?」「売却専門の会社に依頼したほうがよいのか?」と悩んでいる方は、まず売却専門の不動産会社に相談してみましょう。

無料査定を活用して、査定価格だけでなく、販売方法や売却戦略まで比較することが、納得できる不動産売却への第一歩です。


売却専門チームと、売却専門の不動産会社は別物です。
不動産売却で囲い込みの心配がないのは、片手仲介ができる売却専門の不動産会社です。

横浜市近郊の不動産売却なら『売却専門の不動産会社ジャンクション』へご相談ください。

辻 貴史

JUNXION Inc. 代表取締役 – 宅地建物取引士

有名不動産投資会社・大手不動産会社を経て、2019年に売却専門の不動産会社JUNXION Inc.を設立。
透明性が高いサービスは、横浜や東京などの首都圏を中心に不動産をもつ多くのオーナーや投資家から支持され、相談件数は年間1,000件を超える。

「最善となる資産コンサルティングをお約束します」
【専門分野】相続物件・古家つき土地・空き家活用、マンションや戸建の資産価値を追求する仲介、リフォーム・リノベーションに精通する買取
【通算取引金額】300億円超

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