横浜市西区の不動産を売却するときに役立つ相場(土地価格・マンション価格の推移)などのデータから分かりやすく解説します。
西区の土地・戸建やマンションの『売り時はいつなのか?』について、損をしないためにも考えてみましょう。
横浜市西区の不動産市場の特徴
横浜市西区の地域情報や特徴から、どのような不動産事情がある街なのか見ていきましょう。
西区は横浜市の行政区のひとつ
青葉区
旭区
泉区
磯子区
神奈川区
金沢区
港南区
港北区
栄区
瀬谷区
都筑区
鶴見区
戸塚区
中区
西区
保土ケ谷区
緑区
南区
横浜市西区は、中区・神奈川区・南区・保土ヶ谷区・栄区に隣接しています。
西区の面積は6.98k㎡、総人口は約10.5万人です。
西区の路線・駅
- JR湘南新宿ライン・東海道線・横須賀線・京浜東北線・根岸線・横浜線
- 横浜駅
- 東急東横線
- 横浜駅
- 京急本線
- 横浜駅 戸部駅
- みなとみらい線
- 横浜駅 新高島駅 みなとみらい駅
- 相鉄線
- 横浜駅 平沼橋駅 西横浜駅
- 地下鉄ブルーライン
- 横浜駅 高島町駅 伊勢佐木長者町駅 阪東橋駅
西区にある横浜駅は日本最多の6社11路線が乗り入れるビッグターミナルです。
横浜駅からは、のぼりは東京・埼玉方面、くだりは鎌倉・湘南方面や逗子・横須賀方面、海老名方面にもアクセスすることが可能です。
横浜市西区の魅力
西区は横浜市東部に位置し、横浜市で一番小さい行政区です。
横浜市西区は、横浜の交通の中心である横浜駅周辺エリア、国際交流拠点であるみなとみらいエリア・幹線道路や鉄道が発達した平地部、浅間台や掃部山・野毛山を頂点とする海抜20m以上の丘陵エリアに分けられます。
横浜駅から続く湾岸のみなとみらい地区は、商業複合施設や有名ホテル・コンサートホールといった観光地としてだけではなく、多くの企業が本社・支社を置くオフィス街としても発展しています。
横浜の景色を一望できる横浜ランドマークタワーには、1930年代の帆船日本丸に横浜みなと博物館が併設されています。
西区の観光名所はみなとみらいだけではなく、バラであふれるイングリッシュガーデン、野毛山動物園などが代表的です。
西区の主要商業・観光エリア
横浜ランドマークタワー|クイーンズスクエア|みなとみらい東急スクエア|MARK IS みなとみらい|NEWoMan横浜|そごう横浜|マルイシティ横浜|ルミネ横浜|横浜ポルタ|横浜高島屋|横浜モアーズ|横浜ビブレ|ヨドバシカメラマルチメディア横浜|相鉄ジョイナス|臨港パーク|横浜アンパンマンミュージアム|パシフィコ横浜|横浜美術館|横浜港ポートパーク|横浜イングリッシュガーデン|野毛山動物公園
西区の土地相場の推移
横浜市西区でマンションや戸建などの不動産を新築する時、購入価格に大きく影響するのが土地の価格(地価)です。
まずは横浜市西区の地価がどのように推移しているのか神奈川県の地価調査・地価公示のデータを基に調べてみましょう。
国土利用計画法施行令第9条の規定に基づき、都道府県知事が、毎年7月1日時点における基準地の正常な価格を9月に公表。
地価公示法に基づき、国土交通省の土地鑑定委員会が、毎年1月1日時点における標準地の正常な価格を3月に公示。
基準地価格と公示価格は「土地取引価格の指標」や「取得価格算定の規準」として利用されます。
西区の土地価格の推移
土地価格は立地によって違うため、横浜市西区の住宅地と商業地それぞれ平均価格の推移を見ていきましょう。

神奈川県公式サイト「かながわ地価レポート」より作成
横浜市西区の住宅地では「駅からのアクセス」「買い物などの生活利便性」「子育てや閑静な住環境」が良い立地の土地は価格が高くなる傾向があります。
西区の商業地では「駅前の立地」や「再開発が進む立地」ほど土地の価格が高い傾向があります。
西区の住宅地の価格は比較的安定していますが、経済状況のあおりを受けやすい商業地の価格の推移が上昇・下降するタイミングに合わせて微動しています。
西区にある商業地に近い住宅地は需要が集中するため、希少性が高い土地の価格は爆発的に上昇するため平均価格を押し上げることがあります。
西区の土地は立地によって価格が違う
前項では西区の土地を住宅地と商業地に分けていますが、横浜市の都市計画ではさらに細分化されています。
西区における土地利用は「住居・商業・工業」と効率的な環境を整えるため、都市計画で「住宅地・商業地・工業地」などの種類に区分し「用途地域」を定めています。
西区の用途地域
第一種低層住居専用地域
低層住宅のための地域です。
小規模なお店や事務所をかねた住宅や、小中学校などが建てられます。
第二種低層住居専用地域
主に低層住宅のための地域です。
小中学校などのほか、150㎡までの一定のお店などが建てられます。
第一種中高層住居専用地域
中高層住宅のための地域です。
病院や大学、500㎡までの一定のお店などが建てられます。
第二種中高層住居専用地域
主に中高層住宅のための地域です。
病院や大学、1,500㎡までの一定のお店や事務所などの利便施設が建てられます。
第一種住居地域
住居の環境を守るための地域です。
3,000㎡までの店舗、事務所、ホテルなどが建てられます。
第二種住居地域
主に住居の環境を守るための地域です。
店舗、事務所、ホテル、カラオケボックスなどが建てられます。
準住居地域
道路の沿道において、自動車関連施設などの立地と、これと調和した住居の環境を保護するための地域です。
近隣商業地域
日用品の買物などをするための地域。
住宅や店舗のほかに小規模の工場も建てられます。
商業地域
銀行、映画館、飲食店、百貨店などが集まる地域です。
住宅や小規模の工場も建てられます。
準工業地域
軽工業の工場やサービス施設等の地域。
危険性、環境悪化が大きい工場のほかは、ほとんど建てられます。
工業地域
どんな工場でも建てられる地域です。
住宅やお店は建てられますが、学校、病院、ホテルなどは建てられません。
工業専用地域
工場のための地域です。
住宅、お店、学校、病院、ホテルなどは建てられません。
用途地域が指定されている地域では、土地利用に応じた環境の確保のため、建築物の用途の制限にあわせて建て方のルールが定められています。
例えば、土地の面積と建物の床の面積の比率(容積率)や、道路の幅に対する建物の高さなどのルールがあります。
※西区の用途地域は「商業地域」が大部分を占めているため、タワーマンションやビルが多いことが特徴です。
用途地域によって土地に建てられる建物の規模に制限がかけられているため、商業地など需要があるのに建てられる面積が少ないエリアや売却市場に出てこない人気エリアなどは競争状態が生まれ希少価値が高まったときに地価は上がります。
住宅地の戸建や土地を売る場合には、地価相場が安定しているため、売り時については深く考える必要はありません。
土地価格の変動が顕著な商業地のタワーマンションは、経済政策の影響を受けやすいため、売却期間にゆとりのあるタイミングで売り出した方が良いでしょう。
横浜の新築分譲マンション価格相場
西区のマンション相場が上がっていると言われる昨今では、マンションの価格が下落する前に高値で売り抜けたいオーナーも増えています。
横浜市西区のマンション売却を検討している方のために「売り時はいつなのか」、横浜のマンション売却相場を多角的に解説します。
マンションを売却するときの価格は、新築マンションの相場も影響します。
横浜市で新築分譲されたマンション価格の推移を価格と面積から見ていきましょう。
横浜市の新築マンション価格の推移
横浜市の新築分譲マンション平均価格は、日銀の異次元金融緩和が発表された2013年(平成25年)を境に急上昇しています。
異次元緩和で住宅ローンが低金利になったことに加えて、東京オリンピック開催に伴う関連施設(競技場・ホテル・インフラなどを含む)の建設ラッシュで建築費用や人件費が高騰し、都心を中心に爆発的に上昇した新築分譲マンションの価格が、横浜市のマンション価格にも影響しています。

横浜市の新築マンション面積の推移
横浜市で新築分譲されたマンションの平均面積は、2003年の79.8㎡(約24坪)をピークに減少傾向にあり、近年では70㎡(約20坪)前後で推移しています。
横浜市は東京のベッドタウンであるため、快適な住環境を維持するために面積の増減は少ないことが特徴ですが、新築分譲マンションの平均価格と平均面積の推移を比較すると、2000年代前半では広い面積を安く買えていたことが分かります。

横浜市の新築マンション坪単価の推移
横浜市で新築分譲されたマンションの価格と面積の平均値から算出した平均坪単価を見ていきましょう。
価格と坪単価の推移は比例していますが、1990年(バブル期)の1坪/310万円前後から2004年(景気低迷)に底値の1坪/165万円前後まで下落し、オリンピック開催決定後の2017年に1坪/300万円弱まで高騰しています。

注目すべきは異次元緩和の発表から新築分譲マンションの平均価格は上昇しましたが、平均面積については縮小傾向で横這いしている点です。つまり同じ面積でも坪単価が上がり平均価格が上昇しているということになります。
横浜市の新築分譲マンション価格と土地価格を比較すると、バブル崩壊前後や景気低迷期は比例していますが、金融緩和以降に土地価格の上昇に比べて新築分譲マンション価格は急上昇しています。
マンション購入時期ごとの特徴
バブル崩壊前後
- 価格 高
- 面積 狭
- 坪単価 高
バブル時代に建築されたマンションは、希少価値の高い立地に建てられているマンションが多い。
景気低迷期
- 価格 安
- 面積 広
- 坪単価 低
バブル崩壊後の不景気の時期に建築されたマンションは、安く広い面積のマンションが多いため売却益が期待できる。
金融緩和以降
- 価格 高
- 面積 中
- 坪単価 高
金融緩和以降に建築されたマンションは、購入時期によって購入金額の差が激しく、人気が集中するマンションの価格は高騰。
横浜市の新築分譲マンション「価格」「面積」「坪単価」の推移から、マンションの価値は時期によって変動していることが分かります。
中古マンションを売却するときにも、このような世界経済・日本経済の変化による価値変動の影響を大きく受けます。
新築マンションの価値は、中古マンションの価値にも影響するため、西区の新築マンションが高いときには、西区の中古マンションも高く売却できるタイミングといえます。
西区の中古マンション価格の相場
横浜市の中古マンション相場は、東日本レインズのデータによると日銀の金融緩和発表(2013年1月)以降、新築分譲マンション価格の上昇に引き上げられる形で中古マンション価格は2020年までの7年間で30%以上も大きく上昇しました。
西区の中古マンション価格が上がった3つの理由
①住宅ローン低金利で西区のマンション価格が値上り
マンションや戸建を購入するときの住宅ローン金利は、高ければ借りられる額は少なくなり、金利が低ければ借りられる額は多くなります。
月々の支払いが12万円の場合(35年)
・金利2.0%:借り入れ総額 3,622万円
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住宅ローンが低金利のタイミングは「不動産の購入層が増える」ため、低金利のタイミングは「買う・売るの両方で価格が上がる」ということです。

住宅ローンの低金利によって西区の新築分譲マンションは値上がりし、その影響で中古マンションの価格も上昇します。
新築では手に入らない希少価値の高い立地の西区にある中古マンションが高騰している理由の一つといえます。
住宅ローンが低金利のタイミングでマンションを売却することが価格に良い影響があることを覚えておきましょう。
②西区の住宅(マンション・戸建)需給バランスが価格へ影響
西区といえば横浜駅周辺やみなとみらいエリアといった商業地域の印象がありますが、西区の約半分は住宅地です。
西区の住宅地では戸建が多く人気がありますが、マンションが多い商業地の立地ではマンション以外の選択肢がない特徴があります。
西区で不動産を売却するときは「マンション価格が牽引する立地」または「戸建の価格が牽引する土地」なのかが影響します。
丘陵エリア/住宅地
マンションが少なく戸建が人気 ※駅前の商業地を除く
(戸建が価格を牽引)
駅前/商業地
戸建が少なくマンションが人気
(マンションが価格を牽引)
用途地域が定められている西区ではマンション・戸建が建てられる立地が決まっています。
戸建に住みたい場合は既に建っている「建売住宅や中古物件を購入する」か、「土地(空き地・古家つき土地)を購入して建物を建てる」か選択肢が多いのに対して、マンションに住みたい場合は「新築」か「中古」か選択肢が少ないことが特徴です。
また、西区ではマンションの建築に横浜市独自の規制を設けているためマンションの供給が少なく、希少性が高い立地の中古マンションの価格が高騰しています。
横浜市の将来を見据えたマンション開発規制
横浜は住宅地として人気が高いため、マンション建設に多くの規制を設けています。
例えば西区みなとみらい周辺は横浜市が規制緩和しない限り新築マンションを建設できなくなっています。これは、横浜が居住地として人気の高さゆえの措置で、規制しないと街中にマンションが乱立してしまうことを警戒してのことです。
また、大規模なマンションが一部のエリアに集中して建設されると、周辺エリアを含めて不動産相場が一様に下落する恐れがあるため需給バランスを注視しながらコントロールしているといえます。
③住みたい街としての人気が中古マンション価格の下支え
横浜市は住みたい街ランキング1位と人気があるため、他のエリアよりも中古物件の需要が高く売れています。
東京のマンション価格が高騰しているため希望物件が見つからない購入希望者の多くが、横浜市西区までエリアを広げているのも西区の中古マンション価格が高騰している一つの要因です。
ただし、西区の中でも「駅から遠い立地」や「駅まで苦労する坂道が多い立地」は敬遠される傾向があります。
人口増加によって横浜市は競争状態
横浜市の人口は、1960年代から40年間で約2倍となり、2013年に370万人、2019年には過去最高の373万人に達しました。
横浜市は東京都区部に次ぐ人口の多い市、日本第2の都市となっています。
本来であれば建物の価値は経年によって下がるのが不動産ですが「金融政策」や「人気の立地」が価格を支える西区のマンションは資産価値が高いといえるでしょう。
一方で、西区全体の中古マンション相場は上昇傾向にありましたが、今後は価格が「上がるエリア」と「横ばい・下がるエリア」の二極化が予想されるため売却するなら早めに動くのがおすすめです。
西区の不動産相場の見通し
横浜市西区の不動産価格は金融緩和と建築費の高騰によって、大きく値上がりしました。
しかし、長期的には西区の不動産相場は一部のエリアを除き下落すると予想されています。
横浜市の人口推移
横浜市が発表した「横浜市の将来人口推計」では、約378万人を記録した2021年を人口ピークとして45年後の2070年には約70万人減の300万人前後まで人口が減少すると予想されています。
人口が減少する土地では、不動産価格は下落する傾向があり、横浜市の人口推移を世代別に分けてみると、少子高齢化が改善される見込みもありません。
注目すべきは、マンションや戸建といった居住用の不動産を積極的に購入する世代の減少が顕著である点です。
80歳までに完済が必要である住宅ローンを利用する世代を25〜44歳として、2020年の90万人から2070年の65万人と30%以上も減少するのです。
横浜市西区は「2020年以降も人口の増加が続き、人口のピークは2040年ごろ」との推計結果を発表しています。
今のところ西区の人口は増加していますが、高齢化は進んでいます。
長期的には「空き家の増加」「購入層の減少」などの理由から、西区でも一部の不動産を除き価格が落ち着くものと予測されます。
マンション供給戸数の推移とストック戸数
横浜市の新築分譲マンション供給戸数は2003年と2008年の約12万戸をピークに縮小傾向で、2018年に新築分譲されたマンションは約4万戸となっており、新築分譲マンションの建設が大幅に減っていることが分かります。
同時に、横浜で新築分譲されたマンションの戸数を積み上げていくと、1989年の12万戸から2018年には64万戸を超え、マンションストック数は5倍以上に増加しています。
マンションは戸建のように建て替えが簡単にはできないため、需給バランスが崩れれば価格が下落するマンションも出てくるのです。

神奈川県で27万戸超のマンションが築40年を超えます。(2022年時点)
マンションは築40年を超えると、所有者の高齢化や建物の老朽化で修繕費の負担増などの問題が現れ、売りに出される中古マンションが増加します。
年齢別人口によると、西区でもマンションを購入する世代は減り、マンションを売却する世代は増え続けるため、長期的には中古マンションの価格は下がると予想されます。
また、築年数が古いマンションでは住宅ローンが使えない金融機関も増えているため、買える人が「現金を持っている人」に限られてしまうこともマンション価格が下落する要因でしょう。
住宅ローン金利上昇のリスク
日銀の異次元緩和が2024年に終了し、段階的に住宅ローン金利も上がる見通しです。
住宅ローン金利が上がると年収に対して借入できる額が減るため、高騰していた価格帯で買うことができる購入層の減少や、購入意欲の減退や買い控えが起こり、今まで高騰していた不動産価格は下落することも。
住宅ローンの金利は「売る人・買う人」同時に影響することを忘れてはいけません。
過去には2006年に日銀が量的緩和を解除し金利を上げている最中、2008年にリーマンショックが起こり不動産価格が下落しました。
変動金利の見直しは5年ごとですが、金利の上昇が分かれば、限界まで住宅ローンを借りていたオーナーが一斉に不動産を売り出すことで価格は下落します。
支払総額が増えることで、支払いが滞ってしまい任意売却・競売となって売りに出される不動産も少なからず中古市場に増えるでしょう。
西区の高齢化はこれから・・・
横浜市が発表している人口統計や指標を基に、横浜市各区の人口密度や世帯数、高齢化率を調べてみましょう。
高齢化率が低い区から高い区の順となっています。※高齢化率とは人口に対して65歳以上が占める割合です。
順位 | 名称 | 人口 | 面積 | 人口密度 | 世帯数 | 高齢化率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 都筑区 | 212,642人 | 27.88㎢ | 7,627.04 | 83,925世帯 | 17.3% |
2 | 西区 | 103,985人 | 6.98㎢ | 14,987.56 | 55,811世帯 | 19.7% |
3 | 港北区 | 353,620人 | 31.37㎢ | 11,272.55 | 170,825世帯 | 19.8% |
4 | 鶴見区 | 292,975人 | 32.38㎢ | 9,048.02 | 140,329世帯 | 21.2% |
5 | 青葉区 | 310,387人 | 35.06㎢ | 8,853.02 | 129,589世帯 | 21.4% |
6 | 神奈川区 | 245,036人 | 23.59㎢ | 10,387.28 | 126,093世帯 | 21.9% |
7 | 中区 | 149,910人 | 21.07㎢ | 7,114.85 | 81,445世帯 | 23.4% |
8 | 緑区 | 182,495人 | 25.42㎢ | 7,179.18 | 78,135世帯 | 23.7% |
9 | 戸塚区 | 280,733人 | 35.70㎢ | 7,863.66 | 119,663世帯 | 25.2% |
10 | 保土ケ谷区 | 205,939人 | 21.81㎢ | 9,442.41 | 96,671世帯 | 26.3% |
11 | 南区 | 195,482人 | 12.63㎢ | 15,477.59 | 99,863世帯 | 26.9% |
12 | 磯子区 | 166,347人 | 19.02㎢ | 8,745.89 | 77,059世帯 | 27.3% |
13 | 瀬谷区 | 122,004人 | 17.11㎢ | 7,130.56 | 51,426世帯 | 27.6% |
14 | 泉区 | 151,830人 | 23.56㎢ | 6,444.39 | 62,339世帯 | 28.2% |
15 | 港南区 | 213,751人 | 19.86㎢ | 10,762.89 | 94,026世帯 | 28.4% |
16 | 旭区 | 245,127人 | 32.78㎢ | 7,477.94 | 106,227世帯 | 29.1% |
17 | 金沢区 | 198,054人 | 30.68㎢ | 6,455.47 | 88,473世帯 | 29.4% |
18 | 栄区 | 119,612人 | 18.55㎢ | 6,448.08 | 51,457世帯 | 30.8% |
横浜市公式サイト「横浜市の主な指標」「年齢別の人口」より作成
横浜市各区によって人口と面積からなる人口密度に違いはありますが、人口に対して65歳以上が占める割合を示す高齢化率から、西区の高齢化はこれから進行することが分かります。
横浜市西区でも2045年には老年人口(65 歳以上)が30%増加すると予想されています。
不動産の売買は売りたい人と買いたい人がいて成立しますが、買いたい人が増えて価格が高騰するのとは逆に、売りたい人が増えた場合には価格は下落します。それが相場です。
不動産の適正価格とは関係なく、売れなければ価格を値下げして買える人を増やす以外に方法は無いということを覚えておきましょう。
横浜市西区の不動産は今が売り時
横浜市西区の土地の価格や新築マンション価格の推移データなどをもとに横浜の不動産を売るタイミングについて検証しました。
西区の不動産価格は「2024年に終了した住宅ローン低金利」や「2021年にピークアウトを迎えた横浜市の人口増加」に支えられて高騰していましたが、今後の西区の不動産相場は下記の懸念が挙げられます。
- 住宅ローン金利の追加利上げ
- 少子高齢化と人口減少に伴う住宅需要の縮小
横浜市西区の不動産は、立地によっては既に売り時のピークを迎えています。
住宅ローンの低金利が続く限り、西区の不動産価格は更に上昇する可能性もありますが、それは局地的に一部のエリアで希少性が高い不動産に限定され、価格の下落は近い将来に高い確率で起こりえます。
そもそも不動産の価値は土地の価格によるところが大きく、地価が大幅に上昇しない限りマンションや戸建は経年によって建物の資産価値は減少するため購入時の価格より売却価格は下がることが一般的です。
それでも購入時から価格を維持していたり、購入時を超える売却価格、少しの値下がりで売却できるということ自体が「不動産バブル」であり、それだけでも西区の不動産は売り時といえます。
横浜市の一部では不動産価格の下落がはじまっています。
相場は緩やかに崩れるときもあれば、一瞬で崩れることもあるため、西区にある不動産を売却するタイミングを見計らっている間に「売れるはずだった価格で売れない」という事態に注意してください。
ここまで「西区の不動産を売るタイミングはいつ?横浜市西区の相場・推移」について解説しました。
西区の不動産を売るタイミングや相場については立地によって見方が変わりますが、売却を検討されている方への分析結果として参考としていただければ幸いです。
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